エコキュートの買い替えで国の補助金が交付されるのはご存じの方も多いかと思います。一方で、制度をよく理解しないまま購入すると本来受け取れるはずの補助金が還元されない事態に陥る場合もあります。今回は、給湯省エネの補助事業者が補助金の条件や注意点を徹底解説して制度を最大限に活用する方法をお伝えいたします!
給湯省エネ2025事業の内容に関しては、今後変更となる可能性があります。情報については、随時更新予定です。
この記事の内容は、2025年1月13日(月)現在のものです。
エコキュートの補助金について
高効率なエコキュートの導入を促進する取り組みによってエネルギーコスト上昇への対策として有効だからです。
経済産業省 資源エネルギー庁の公表によると各家庭のエネルギー消費量の約3割は、給湯が占めており、最大のエネルギー消費源です。
ガス給湯器や電気温水器から、エコキュートに入れ替えた場合の消費電力は、約1/2〜1/4まで低減すると言われており、環境にはもちろん家計にも優しくなります。
エコキュートの補助金額
補助金額 | 基本額 | 6万円 |
A要件※1を満たす | 10万円 | |
B要件※2を満たす | 12万円 | |
A + B要件を満たす | 13万円 |
+
電気温水器から交換 | 4万円 |
※1 インターネットに接続可能な機種で、翌日の天気予報や日射量予報に連動することで、昼間の時間帯に沸き上げをシフトする機能を有するものであること。
※2 補助要件下限の機種と比べて、5%以上CO2排出量が少ないものとして、a又はbに該当するものであること。
(a.2025年度の目標基準値(JIS C 9220 年間給湯保温効率又は年間給湯効率(寒冷地含む))+0.2以上の性能値を有するもの、又は、b.おひさまエコキュート)
給湯省エネ2024事業からの違いとして、基本額が8万円→6万円で2万円の減額となりました。
ただし、A要件、B要件のいずれかまたは両方を満たすエコキュートを選ぶことで、前年度と同額の補助額を受け取れるため、基本額の減額は特に気にしなくても問題ないでしょう。
また、電気温水器の撤去加算に関しては、5万円→4万円で1万円の減額となりました。
新しく交換するエコキュートが、A要件とB要件の両方を満たし、既設給湯器が電気温水器の場合は、13万円+4万円=17万円の補助金を受け取れます。
補助金対象機種
給湯省エネ2024事業の要件から変更が見られないため補助金対象機種は変わらないと予想されます。
現時点では、補助金対象機種の公表はされておりません。
エネルギーの使用の合理化等に関する法律施行令(昭和54年政令第267号)第18条第26号に掲げる電気温水機器であって、原則、「電気温水機器のエネルギー消費性能の向上に関するエネルギー消費機器等製造事業者等の判断の基準等(平成25年3月1日経済産業省告示第38号)」1(2)に規定する表における区分ごとの基準エネルギー消費効率以上の機器であること。
出典:給湯省エネ2025事業(令和6年度補正予算案「高効率給湯器導入促進による家庭部門の省エネルギー推進事業費補助金」)について
補助金の注意点
主な条件等
令和6年11月22日以降に工事等に着手したものが対象となります。
申請期間
2025年(令和7年)4月以降、年内までと予想されます。
申請方法
補助金の申請は、給湯省エネ2025事業に登録している販売会社および施工業者に依頼する必要があります。個人(消費者)は、申請できませんので注意が必要です。
まとめ
給湯省エネ2025事業は、まだ公表されていない情報があるものの、前年度とほぼ同様の事業と予想されます。補助金を最大限活用するためには、補助金の要件を知ることはもちろんですが、給湯省エネ事業者しか補助金申請を行えない点に注意が必要です。
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